安全対策(予防・保管)

モバイルバッテリーが発火する原因は?やりがちNGと予防チェック10【入居者向け】

⚠️ いま危険(膨張・発熱・異臭・煙)なら先にこちら:
▶ 膨張したモバイルバッテリーの対処(緊急)
発火してしまった場合:▶ 初動対応とNG行動

結論(30秒)

発火の多くは、①充電の仕方(非純正・規格違い等)②落下・衝撃③高温環境④膨張など異常の放置が引き金になります。
今日からは「正規品で充電」「熱がこもる場所で使わない」「落としたら要注意」「膨張したら即中止」の4つを徹底するだけで、事故リスクは下げられます。

「ニュースで見た発火、うちでも起きるの?」
起きます。しかも充電中が多い傾向があるので、日常のクセを変えるのが一番の予防です。
(東京消防庁の分析でも、リチウムイオン電池関連火災は充電中に多く発生した旨が示されています)※参考


発火の仕組み(超ざっくり)

リチウムイオン電池は内部でショート(内部短絡)が起きると、異常発熱から発火につながることがあります。
その原因は「衝撃」「誤った充電」「高温」「劣化・破損」など。NITEも内部ショートが異常発熱・発火につながる旨を解説しています。※参考


発火原因:やりがちNG(8選)

  • 非純正の充電器・ケーブルで充電(規格違い・粗悪品のリスク)
  • 布団の中/ポケット/カバンの奥など、熱がこもる場所で充電・使用
  • 落下・踏みつけ・圧迫(衝撃で内部が傷む可能性)
  • 車内放置など高温環境に置く(夏は特に危険)
  • 膨張しているのに使い続ける(異常サインの放置)
  • 濡れた状態で充電/水がかかる場所で使用
  • 分解・改造(絶対NG)
  • 他のごみと混ぜて廃棄(収集車・処理施設で火災要因になりうる)
⚠️ 盲点:“めんどくさいからゴミ箱へ”が一番危ない。事故ルートを図解 →
SA/PA・駐車場のゴミ箱は危険

根拠の方向性(公的注意喚起)

  • 国民生活センター:落下などの衝撃、熱がこもる環境、異常時は使用中止、仕様に合った充電器の使用などを注意喚起※参考
  • 東京消防庁:誤使用(分解・衝撃・充電方法誤り等)により出火することがある旨を注意喚起※参考
  • 消費者庁:リチウムイオン電池製品を他のごみと混ぜて廃棄すると火災原因になり得る旨を注意喚起※参考
  • 環境省:破損・変形で発熱・発火の危険、家庭は自治体ルールに従う旨※参考

予防の次

捨て方で迷ったら:回収ボックス&絶縁の基本

事故を防ぐには「正しく処分」も重要。端子の絶縁→回収先の確認が最短です。


よくある誤情報(危険)
穴あけはダメ:内部ショート→発火の原因
水につけるのは危険:安全化が保証されない

予防チェック10(保存版)

  • 正規品(仕様に合う充電器・ケーブル)で充電する
  • 充電中は布団・衣類・紙の上に置かない(熱が逃げる場所で)
  • 充電しながら持ち歩かない(カバンの奥は熱がこもりやすい)
  • 落とした/強い衝撃を与えた後は要注意(異常があれば使用中止)
  • 膨張・異臭・異常発熱があれば即中止
  • 夏は特に車内放置しない
  • 水気のある場所で使わない/濡れたら充電しない
  • リコール対象か定期的に確認する
  • 不要になったら自治体ルールに従って正しく回収へ
  • 廃棄前に端子を絶縁して金属接触を防ぐ

これだけ覚えて

熱がこもる環境」と「規格違いの充電」と「衝撃」が事故の三大引き金。
国民生活センター・NITE・消防の注意喚起も、この方向の内容が中心です。


賃貸・マンションでの注意(入居者向け)

  • 充電はできれば寝室よりリビング(異常に気づきやすい)
  • 共用部(廊下・ゴミ置き場)に一時放置しない(二次トラブルになりやすい)
  • 廃棄は「自治体ルール」+「回収先ルール」に従う(施設火災の原因になりうるため)

関連記事:電池の一時保管|賃貸でも安全に置くコツ


異常が出たら(膨張・発熱・異臭)

異常があるのに使い続けるのが一番危険です。国民生活センターも「膨張がみられたら使用を控える」などを注意喚起しています。※参考

  • 1

    充電・使用を中止する

    まず止める。ここが最優先。

  • 2

    可燃物から離して隔離する

    紙・布・寝具の近くは避ける。

  • 3

    回収先へ事前確認して指示に従う

    膨張・破損品は通常品と扱いが異なる場合があります。

関連記事:膨張したモバイルバッテリーはどうする?

もし発火・発煙したら:発火した時の初動(119/避難)


FAQ(よくある質問)

充電中に発火しやすいって本当?
充電中の火災が多い傾向があるため、充電は熱がこもらない場所で、仕様に合った充電器で行い、異常があればすぐ中止するのが安全です。
非純正の充電器・ケーブルは危険?
規格違いや品質差が事故リスクにつながる可能性があります。仕様に合った充電器を使うことが推奨されています。
落としただけで発火することある?
衝撃が内部の損傷につながる可能性があります。落下後に異常発熱・異臭・膨張などがあれば使用を中止してください。
ゴミに混ぜて捨てると何が問題?
収集車や処理施設で破砕・圧縮され、火災の原因になり得ます。自治体のルールに従って分別・回収へ出すのが基本です。

まとめ:発火を防ぐには「やらないこと」が一番効く

  1. 衝撃・圧迫・高温を避ける(車内放置NG)
  2. 膨張・異臭・発熱が出たら使用中止
  3. 捨てる前に端子の絶縁+安全に回収ルートへ

参考元(一次情報)

  • NITE:リチウムイオン電池搭載製品の火災予防(正しく購入・使用・対処)
    https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs250626.html
  • 国民生活センター:モバイルバッテリー利用時の注意(衝撃・熱こもり・異常時中止・仕様に合う充電器等)
    https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/1788?site_domain=default
  • 東京消防庁:リチウムイオン電池関連火災(充電中・充電方法誤り等)
    https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kasai/lithium_house.html
  • 環境省:リチウムイオン電池の破損・変形による危険/家庭は自治体ルールで処分
    https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index.html
  • 消費者庁:リチウムイオン電池使用製品の発火事故・混合廃棄が火災要因になり得る旨
    https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_083/

※本記事は一般的な安全対策の情報整理です。状況により危険度は変わります。異常を感じたら使用を中止し、自治体や回収先の案内に従ってください。


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