
一時保管の正解は「熱をこもらせない」「燃えやすい物から離す」「金属と触れさせない」の3つ。
具体的には、端子を絶縁→1つずつ袋→不燃性の容器(フタ付き)→涼しく乾いた場所が最短で安全です。
膨張・発熱・異臭があるなら、無理に触らず使用中止→隔離→自治体/販売店へ相談が確実です。
「回収日に出せない」「回収場所がまだ決まってない」など、モバイルバッテリーや充電池を自宅で一時的に置く場面はよくあります。
この記事では、賃貸・マンションでもトラブルにならないように、置き方のルールをテンプレ化しました。
目次
一時保管が危ないケース(先に結論)
- 布団の中/ポケット/カバンの奥(熱がこもりやすい)
- 直射日光・車内など高温環境
- 鍵・小銭・工具など金属と一緒(ショートの危険)
- 紙・布の近く(燃えやすい物が周囲にある)
- 膨張・異臭・異常発熱があるのに放置
ポイント
一時保管の事故は「熱」と「金属接触」と「異常の放置」で起きやすいです。ここだけ避ければ安全性は上がります。
安全な一時保管:最短セット(テンプレ)
-
1
端子を絶縁(テープで金属を覆う)
ショート防止が目的。金属端子が見えないように。
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2
1つずつ袋に入れて分離
鍵・小銭・他の電池と一緒にしない。
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3
不燃性のフタ付き容器に入れる
金属缶・耐熱ケース等。中で動かないように。
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4
置き場所は「涼しい・乾燥・可燃物から離す」
直射日光、寝具・紙・カーテン付近は避ける。
これだけ覚えてOK
絶縁 → 袋 → 不燃性ケース → 涼しい場所。
「熱がこもる場所に置かない」「異常があれば中止」は、公的注意喚起でも繰り返し強調されています。
関連記事:→ 絶縁テープのやり方(どこに貼る?)
ケース別:膨張・発熱・破損がある時(無理しない)
膨張している
- 使用・充電を中止
- 押さえつけない(形を戻そうとしない)
- 可燃物から離して隔離し、回収先へ事前確認
関連記事:→ 膨張したモバイルバッテリーはどうする?
発熱している/異臭がする
- 使用・充電を中止
- 安全を確保し、自治体または販売店/メーカーへ相談
- 少しでも危険を感じたら119で相談
関連記事:→ 発火・発煙した時の初動(避難/119)
落下・踏みつけなど強い衝撃があった
- しばらく様子を見る(異常が出たら中止)
- 熱がこもる場所で充電しない
- 不安ならメーカー/販売店へ相談
賃貸・マンションの注意点(共用部トラブル回避)
- 共用廊下・ゴミ置き場に置きっぱなしにしない(二次トラブルの元)
- 保管場所は室内の人目につく場所(異常に気づきやすい)
- 不安が強い場合は管理会社/管理人へ一報(共用部火災リスクの観点)
入居者向け“ひとことメモ”
回収日までの一時保管はOK。でも「共用部に置く」「布団の中で充電」などはリスクが上がります。
保管から処分まで(回収先の探し方)
一時保管できたら、早めに回収へ。基本は自治体ルール→協力店→販売店/メーカーです。
断られた場合も“詰み”ではありません(対象外の条件があるだけ)。
FAQ(よくある質問)
モバイルバッテリーは家で保管して大丈夫?
どこに置くのが一番安全?
膨張してるけど、とりあえず家に置いていい?
共用ゴミ置き場に置いておけばいい?
参考元(一次情報)
- 環境省:リチウムイオン電池は破損・変形で発熱・発火の危険、家庭は自治体ルールに従う
https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index.html - 東京消防庁:住宅でのリチウムイオン電池火災、燃えやすい物がない場所で充電・異常時中止等
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kasai/lithium_house.html - 東京消防庁:不燃性ケースに入れて保管等の注意喚起(ページ例)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/fs/sinjuku/page_00091.html - 国民生活センター:熱がこもる環境に置かない/異常があれば使用中止/仕様に合う充電器等
https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/1788?site_domain=default - NITE:高温・衝撃を避け、異常時中止、万一の発火時の対処など
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs250626.html
※本記事は一般的な情報整理です。状況により危険度は変わります。異常を感じたら使用を中止し、自治体や販売店/メーカーの案内に従ってください。